22時過ぎたら酒池肉林

ハロヲタのための24のガヴォット第22番ロ長調 

街の灯り(高橋愛&新垣里沙)


そばにだれかいないと しずみそうなこの胸
まるで潮が引いたあとの 暗い海のように

ふれる肩のぬくもり 感じながらはなしを
もっともっとできるならば 今はそれでいい

息で曇る窓に書いた きみの名前指でたどり
あとの言葉迷いながら そっと言った

街の灯りちらちら あれはなにをささやく
愛がひとつめばえそうな 胸がはずむときよ


曲の紹介がほとんど1年ぶりになってしまいましたが
この曲のオリジナルは堺正章で TVドラマ”時間ですよ”の挿入歌でした。
作詞は阿久悠 作曲は浜圭介 で
2008年にモーニング娘。が出した
阿久悠のトリビュートアルバム”COVER YOU”に
高橋愛新垣里沙という娘。5期生2人の歌で収録されました。
オリジナルは1973年の曲なので若い人はもちろん
ハロヲタの多くを占める30〜40代の人でもあまり知らないかも
堺正章は かくし芸大会 のイメージが強いですが元は歌手で
60年代には ザ・スパイダース というGSで活躍していました。

ただこの曲はいわゆる 歌謡曲 のジャンルに入る曲で
COVER YOU  の企画そのものもハロヲタには評判が悪かったためか
あまり話題にもならなかったのですが
35年の時を隔てて新しい魅力が吹き込まれたようで
文句なしにこのアルバムのベストトラックといえる出来になっています。
まだ聞いたことのない人はぜひ1度聴いてみてください