アホエン
(EZ)-459-trithiadodeca-1611-triene 9-oxide が
ニンニクに含まれる物質から生成し
肝機能障害を予防する効果があるらしい。
この物質 一般には アホエン と呼ばれています・
(アホ とはスペイン語で ニンニクのこと)
IUPAC名から化学構造がわかる人は少ないかもしれませんが
3つの硫黄原子と12個の炭素原子と
3つの二重結合と1つの酸素原子をもった
有機硫黄化合物と考えてもらえばいい
たぶんニンニクに含まれる アリイン から
いろんな酵素の作用で生成するのでしょう。
アセトアミノフェン(かぜ薬などの成分)
を投与すると肝臓障害をおこして
GOTやGPTの値が上昇するのですが
同時にアホエンを投与するとあまり上昇しないらしい
もちろん過大な期待は禁物ですぞ